ご挨拶 - 堀江オルゴール博物館

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堀江オルゴール博物館は堀江光男が蒐集した18世紀の末から20世紀初頭までのオルゴールと自動演奏楽器360台を収蔵する兵庫県教育委員会所管の私設歴史博物館です。
財団はオルゴールのほか堀江氏の私邸および小川治兵衛作といわれる庭園も受け継いでおり、春と秋には庭園の公開をしております。
本館では19世紀初めに発明されたシリンダーオルゴールや、19世紀末に登場し大衆化された円盤型ディスクオルゴール、次の時代を作った蓄音機などの演奏をお聴き頂き、それぞれの特徴や歴史をご紹介しています。
また20世紀に入ってから製作されたピアノと共に奏でる3連のバイオリンやエオリアンオーケスオリオンなどの自動演奏楽器、20世紀初頭の名演奏家の演奏が聴かれるリプロデューシングピアノも楽しんで頂けます。
これら楽器を創り上げた人々の技術とその軌跡を繊細で優美なオルゴールの音色にのせて伝えていきたいと思います。時を越えて奏でるオルゴールの旋律が皆様の心の中にいつまでも響きますよう願っております。

理事長 松浦眞理子