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ご挨拶

 

 

 皆様 はじめまして。この度新しく堀江オルゴール博物館の理事長に就任致しました松浦眞理子です。

 堀江オルゴール博物館は故堀江光男が収集した18世紀の末から20世紀初頭までの多種多様なオルゴール300余台に加え、土地建物、基本金の寄付を受けて財団設立を申請し、平成9年11月25日に兵庫県教育委員会所管の歴史博物館として登録されました。

 本館では19世紀初めに発明された、筒状のものにピンを植えつけて鉄の板を弾くシリンダーオルゴールや、19世紀末に登場し、大衆化された円盤型ディスクオルゴール、次の時代を作った蓄音機などの演奏をお聴き頂き、それぞれの特徴や歴史もご紹介しています。

 また、、20世紀に入ってから製作されたピアノや当時の人々を驚かせたバイオリンの自動演奏楽器などもお楽しみ頂けます。

 中世ヨーロッパの人々が愛した優しい調べ、それを作り出した職人の技術とその軌跡を繊細で優美なオルゴールの音色にのせて伝えていきたいと思います。

 時を越えて奏でるオルゴールの旋律が皆様の心の中にいつまでも響きますよう願っております。

                                              2007年5月吉日    

                                           理事長 松浦眞理子   

                                          

 

財団法人堀江オルゴール博物館